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海外(アメリカ)の英語教育

移民の国 アメリカの子供達の現状

アメリカの学校には、
世界中から留学生が通っています。

アメリカに来るのは、留学生だけではありません。
移民してくる人たちもたくさんいます。

私の学部で働いている人や教授にも、
旧ソ連から来た人や中国や台湾、
メキシコから移民してきた人達がいます。

アメリカはもともと移民の国。

はじめは、イギリスやフランスなどの、
ヨーロッパの国の人たち、

そして中国や日本からたくさんの移民が来ていた時期もありました。

そして、現在はたぶん中南米の国から来ている方が、
一番多いような印象を受けています。

白人がアメリカのマイノリティになる日も、
そんなに遠くないと言われています。

こんなアメリカですので、
幼稚園や小学校などに行っても、
英語がほとんどわからない、と言う子供達も見かけます。

幼稚園や小学校の先生だと、校区によっては、
スペイン語も話せる先生が必要になってくる場合もあります。

子供達が英語をほとんど話さない、と言うことは、
その子達の親も英語をあまり話さない場合が多いですからね。

また、子供の方が言葉の習得が早いのか、
学校の懇談会なんかがある時には、
子供が先生と自分の親の通訳をしている場合も見かけます。

最初英語を話さなかった子供達でも、
学年が変わるころには、
驚くほど英語を話せるようになっている場合もあります。

子供達って、新しいことをどんどん学んでいくんですね。